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1級身体障害者の私がフリーランスとしてどのように生活をしているか

投資家ブロガーのゆずっこです。

「フリーランスの生き方をテーマに寄稿記事をお願いしよう企画」第1弾です!

今回は、ブロガー・アフィリエイターの「だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)に記事を書いていただきました。

自宅で稼ぐことができるんだ!とみなさまの背中を押します。

それではどうぞ!

 

ブロガー・アフィリエイターのだいちゃん

だいちゃん
だいちゃん
初めましての方も私のことを知っている方もごきげんよう。フリーライターと名乗っているほぼブロガー・アフィリエイターのだいちゃん(∀)と申します!

腎臓の機能が死んでしまって人工透析という延命治療を行っている1級身体障害者なのですが、実家が貧乏な為、障害年金は実家に全部入れている状態です。

人工透析という延命治療はあくまで「延命」なので、様々な合併症が現れ、普通の生活、普通にサラリーマンとして働けない状態です。でも、お金は稼がないといけない。

そういった理由からフリーランスとして生活をしています。

前置きが長くなりましたが、私がフリーランスとしてどのように生活をしているのか、書いていこうと思います。

フリーランスとして生活をする前は何をやっていたか

高校生時代

高校は私立の進学校に通っていたのですが、そこでイジメなどに遭い、高校中退。

そこからはフルタイムでガソリンスタンドで働きながら通信制の高校に通って高校卒業の資格を取得しています。

20歳で障害者になる

私は中途障害者です。小学校6年生の頃に病気が発覚して20歳の時に障害者になりました。

運悪くヤブ医者に当たってしまい、3年間ほど病状が酷い状態でした。

でも、実家が貧乏なので障害年金に頼ることは出来ません。(ちなみに障害年金は2ヶ月で13万円ほど、1ヶ月あたり6万5千円ほどなので生活出来るほどは貰えていません。)

パチプロになり生計を立てる

何を血迷ったのか趣味で打っていたパチスロで生活をしようと考え、実行いたしました。

今思えば、これが私のフリーランサーとしての人生の始まりだったのかもしれません。

血迷ってパチスロというギャンブルで生計を立てようとして失敗、かと思いきやこれが上手くいったんですよね。年収400万円ほどはパチスロだけで稼いでいました。

しかし、パチスロで生活をしているというのは世間体的にもあまり良いものではありません。

それに元々、誰かを生活させる為の仕組みではないのでいつ稼げなくなるか分からない不安定な職業です。

実際、2017年現在はスロット生活者やパチスロで生計を立てている方は私がパチスロで生活をしていた10数年前よりかなり減少していますから。

そうやってパチスロで生計を立てながら、そのお金のほとんどは貯金に回しました。

某大企業の派遣社員の事務員になり生計を立てる

パチプロで貯めたお金でパソコン教室に通いフォトショップ、イラストレーター、htmlなどのホームページに関する勉強をいたしました。

独学でwordやExcel、日商簿記2級、日商販売士検定2級など、様々な資格も取りました。

そして、その資格や技能を使って某大企業の派遣社員の事務員として働くことになりました。

ですが、私は腎臓以外にも結構重い障害を抱えています。

・強迫性障害(精神疾患の一種。潔癖症の酷いものだというイメージで大丈夫です。)

・睡眠障害

・皮膚病(今はほぼ完治しています。でも、当時は酷い状態でした。)

このような障害を抱えた状態で健常者と同じ仕事量をこなすことは出来ません。そして、運悪く、その某大企業はブラック企業だったのです。

障害が原因でミスを繰り返す私。でも、障害者枠で入社した私を企業側は簡単にはクビにすることが出来ない。なので、いわゆる「追い出し部屋」という、仕事を与えずに1日中座らせておくだけの部屋で1日中迷惑メールを削除し続ける仕事をさせられ、退職に追いやられました。

ちょうどこの頃、リーマンショックが起こり、大規模なリストラが各企業で起こっていた時期でもありました。

リーマンショックが起こってからというもの、私は企業で勤めていても、それこそ大企業で勤めていても安泰ではないと悟りました。

特に、障害者はいつクビを切られてもおかしくはない。障害者だからといって企業側は健常者と同じ仕事を求めてくるし、結果を出せなければクビにする。

なんだかんだいっても世の中競争社会ですからね。障害者だからといって、セーフティーネットはあるものの、一般企業で障害者が働くのはかなりハードルが高いのです。実際、障害者は仕事に就くことが出来ずに生活保護者として生活をしている方が多くいらっしゃいます。

アパレル、家電販売員、などなど様々な派遣やアルバイトを転々とする

どれも上手くいきませんでした。

私は人間関係を構築するのは得意なので、単純に身体が障害のせいでいうことをきかずにまともに仕事をすることが出来なかったのです。

そうこう生きる為にもがいているうちに、私は鬱病を発症してしまいました。(現在は完治しています。そこまで重くもなかったので。)

外で働くことが出来ない状態で、常に寝たきりの状態。貯金もどんどん磨り減っていきました。

そしてとうとう、手元のお金が1万円ほどになりました。

障害年金には頼れません。実家に入れているからです。実家に入れないと生活が成り立たない状態だったからです。

そこで、私は心療内科を受診し、薬でなんとか無理やり外に出られるような状態にしました。

家庭教師をはじめる

残り1万円のお金で中学生の勉強の参考書を購入して家庭教師を始めました。

家庭教師は家庭教師協会に登録したら、あとは電話やメールで指示があるだけで、勤務業態としては自営業者扱いになります。ここでまたフリーランサーに戻ったわけです。

この家庭教師という仕事が自分には意外と合っていて、家庭教師協会からはバンバン仕事が入り、インターネット上の家庭教師募集の掲示板やタウン誌の最後の方のページの無料で広告のようなものを掲載することが出来るスペースを使って家庭教師をやります! という募集をかけたりして、かなり仕事を獲得することが出来ました。

このおかげで貧乏生活から脱却したのです。

ですが、家庭教師も意外と体力や精神力を使います。いつまでも続けることは出来ないと思っていました。

ちょっと時系列を遡ると、パソコン教室に通っている時くらいからブログを書くようになっていました。そして、この頃にはある程度のブログでの収入を確保することが出来るようになっていました。

私は1級身体障害者です。どうにかして身体のことも考えて在宅で仕事が出来ないかな。そんなことを考えるようになっていきました。

そこで、家庭教師を辞めました。

職業訓練校でプログラミングを学ぶ

障害者の特権として、お金を毎月もらいながら通うことの出来る職業訓練校にハローワークから応募して、プログラミングを学ぶことにしたのです。

そこは2年コースだったのですが途中で体調を崩してしまい、1年で退所することになってしまったのですが。その1年間の間にブログの更新なども頑張ってブログ収入を増やしていきました。

職業訓練校を退所してからも、障害者が就労する専門の事業所などに通いながらブログの更新を頑張っていました。

フリーランサーとして現在、どのような活動をしているか

ブロガー・アフィリエイター・ライターの3本柱で生計を立てる

・ブログ運営

・だいちゃん.com

・LoveHandi

というサイトを運営しています。

在宅でお金を稼ぐことが出来るように今はなっています。

インターネットの広告収入は年金のようなもので、ある程度軌道に乗ったら放置していてもお金が入ってきます。そこまでのサイトに育てるまでが大変なのですが、インターネットには無限の可能性がまだまだあります。

・アフィリエイトサイトの運営

ブロガーは今はブロガー戦国時代と呼ばれているように、かなり競争率が激しいです。

一時期は有名ブロガーともてはやされた私ですら、今では過去の人になっています。

なので、今ではアフィリエイトサイトの運営に力を入れています。

自分で記事を書くのは限界があるので、外注で記事を書いてもらってアフィリエイトサイトを量産しています。

・ライター業

ブログ経由でライターの仕事などを獲得することが出来るようになったので、ライターの仕事などもやっています。

ライターの仕事はほぼ東京などの関東近辺に集中しています。地方でライターの仕事はほぼ無い状態です。なので、インターネット上で知り合った関東に住んでいる方のアフィリエイトサイトの記事作成の仕事などを主にライター業としては行っています。

メディアで執筆などもやったことがありますが、ギャラが安すぎるので今ではあまりメディアでの活動は行っていません。

 

ちなみに、今でもパチスロでもある程度の収入を稼いでいます(笑)

 

これからやりたいこと

私はこれから、今更ですがYOUTUBERとしてもデビューしようとしています。もう、機材は揃えました。

とにかく、私は在宅でしか仕事が出来ないので、在宅でお金を稼げる仕組みをどんどん考えてお金を稼いでいます。(パチスロは在宅での仕事じゃないですけれどね 笑)

消費者ではなくクリエイターになるべき

これからの時代、普通に技術も無い状態で会社にしがみついていては確実に仕事を失います。特に技術がいらないコンビニ店員や事務員などなど、そういった仕事はAI(人工知能)に取られると言われています。

実はこれは結構現実的な話で、中国などではAIではないのですがQRコードを使っての電子決済が盛んで、無人のコンビニなどが出来始めています。日本にも遠くない未来、そういうコンビニやお店が増えていくのではないでしょうか。

そして、消費者側である人間は確実に破綻します。今の時代は「消費者」ではなく「クリエイター」になるべきなのです。

クリエイターといっても、ここでいうクリエイターは料理人だったり、プログラマーだったり、絵描きだったり、デザイナーだったり、動画作成者、ブロガー、ライターなど、とにかく0の状態から何かを作り出せる人のことを指しています。

なので、私はクリエイターとして活動をして、広告収入を得て生活をしているのです。

これからフリーランサーになろうとしている方へ

あなたが会社員であるならば無駄な消費を抑えてとにかく貯金を

インターネットを使ったビジネスなら元手がかからない、などと言われていますが、他の方との差別化を図ろうと思ったら初期投資はかなりかかります。

それに、お金を稼げるようになるまでの生活資金も必要です。

もし今、あなたが会社を辞めたいと思っているのなら、辞める方向で考えて良い

人生一度きりですからね。

ストレスを抱えすぎて精神疾患を患ってからじゃ遅いですから。

ただし、フリーランサーも楽な仕事ではありません。茨の道です。そこは覚悟しておいてください。

正直にいって会社員って奴隷制度をちゃんとしたものにしているだけで、誤解を恐れずに言うと会社員は奴隷だと私は思っています。

だって、いくらお金を稼いでも会社に持って行かれ、会社員は一定の給料しかもらえないのですから。

それに、給料が上がっていく保証はもう今の日本にはありません。

未来の働き方

私の知り合いのブロガーやアフィリエイターは海外に出て生活をしている方々が多くいらっしゃいます。

インターネットを使ってお金を稼ぐというのは、時間はかかるけれど時間や場所に囚われない良い、未来の働き方だと思っています。

始めるなら早いほうがいい。今現在、社会人なら副業で良いので今すぐに何か始めたほうがいいです。

ただ、ブログで稼ぐ、が大流行していますが、もう先行者利益は回収されきっているかな、という風に私は感じています。

ブロガーが少なかった時代からブロガーをやっていた私が言うので間違いないです。

でも、インターネット自体にはまだまだ在宅フリーランスでお金を稼ぐことが出来る可能性は残っています。

YOUTUBERなども馬鹿する方がいますが、まだまだ稼ぐ余地はありますよ。

Amazonでの電子書籍の出版などもAmazon内のSEO的なことが出来るので、稼ぐことが出来ると私は思っています。

プログラミングを覚えて自社サービスを作ることができたら最高ですね。

アフィリエイターがいる限り、WEBデザイナーなどもまだまだ需要があります。

まぁ、ホームページ自体はもう今の時代は簡単に作れてしまうので、ロゴ作成やWordPressなどのCMSをカスタマイズ出来ないと厳しいですが。

それでも、フリーランサーを目指すなら、ランニングコスト(毎月のようにかかる費用)が低い、在庫を抱える必要の無いインターネットでのビジネスが良いと思います。

でも、ランニングコストはあまりかからないけれど、イニシャルコスト(最初に必要な費用)にはお金はかけたほうが良いです。ある程度の作業環境を整える必要があるので。

フリーランサーになるためには まとめ

とにかく会社員時代に貯金をしっかりとしておくことが大切です。

正常な金銭感覚を身につけましょう。

パチスロを打っているような人間が言うのもなんですが、タバコ、酒、ギャンブルなどにお金を使うくらいならフリーランサーとしてお金を稼ぐ為の経費に使ったほうが良いです。

「消費者」ではなく「クリエイター」になりましょう。

消費する側ではなく、何かを作り出す側になりましょう。

・ランニングコストは抑える

・イニシャルコストにはお金をかける

という部分も大切です。

長くなりましたが、これからフリーランサーになろうという方が道を間違えないように私も祈っています。共に頑張りましょう!

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ゆずっこ
月3回東京ラインを使ってトレードをしています。